どうも。るびかです。
この記事では、生活に支障をもたらし結果的に休学に至った「社交不安障害」の症状を書いています。(社交不安障害以外にも原因はありますが……)
社交不安障害で悩んでいる学生の方に、少しでも分かる~と思っていただければ。
とにかく共通して言えるのは、人が自分をどう思うか気になるということです。

それじゃあいくよ!
学校での悩み
プレゼン怖い
プレゼンテーションってなんであんなに緊張するんでしょうか……。
‟慣れ”でどうにかなると言われることも多いですが、
「いや無理でしょ!!」
と声を大にして言いたいです。
もう本番の数日前からプレゼンのことしか頭にないし、当日は腹痛がひどいしその講義まで気が気じゃないし
本番は手が震える・足ガクガク・頭真っ白・早口になる・声が小さいなどなど。
まあ態度面で減点されますよね。精一杯準備していても結局本番では水の泡です……。
私の場合、プレゼンがどうしても苦痛で仕方がなくて、場数を踏んでも変わらずでした。
マイクを使うタイプのプレゼンだともってのほかです。
一人で何回も何回も練習して、
原稿に息を入れるタイミングや前を見るタイミングをメモしたり
身振り手振りをつけて動いてみたり
できる限りの対策をして、もうこれ以上打つ手はないほど頑張っても
「本番で失敗したら……」ということばかり考えてはお腹が痛くなる、そんな感じです。
必修は仕方がないですが、それ以外の講義はプレゼンがなさそうなものばかり取っていました。
前に立って堂々と発言している人を見ると、羨ましさと同時に悔しくなります。
ディスカッション怖い
ディスカッションもプレゼンと似た部分があります。
「自分が発言すると、必然的に視線が集まる」
この構図がどうしても苦手です。
変なこと、的外れなこと言ってないか・できるだけみんなと同じような意見を言おう
こんなことばかり考えて、「自分の意見」なんて全く言えたことがありません。
もちろんディスカッションも評価されるわけですが、きっとプラス評価されたことはないと思います。
グループワーク怖い
各自意見を出し合って、みんなで一つのものを作り上げるグループワーク。
社交不安持ちの私が得意なわけがありません。
いつも当たり障りのないことばかり言って、
結果的に出来上がるものが私の思うものと違っても
自分の意見が「変」だと思われたらどうしよう、とばかり気にして周囲を優先していました。
学生怖い
キャンパス内で人とすれ違わないなんて無理な話ですが
私はいつも、なるべく人が通らない道を選んでいました。
というのも、すれ違う学生の視線が怖いんです。
決してじろじろ見られているわけではないんですが、一瞬でも相手の視界に入ったときに
「あいつなんか変じゃね」と思われそうな気がするんです。
理由は自分でも分かりません。
また、自分の後ろを誰かが歩いているときも視線が気になりますし
それが複数人だった場合、その会話の内容も気になってしまいます。
これも理由は分かりませんが、自分の噂話をされていたらどうしようと考えてしまうんです。
「ねえ、あの人見てみて(笑)」みたいな感じで。
100%自分とは関係ない会話なんですが、内容を確認するまでは気が気じゃないです。
(盗み聞きしてごめんなさい)
ちなみにこの「後ろを歩く人が気になる」問題は、どこに行ってもです。
ただの自意識過剰と思われることが多いですが、本当に視線が気になるんです……。
学校外での悩み
予習に時間がかかる
教授によっては、講義中に「じゃあ〇〇さん」と突然当ててくる人がいます。
私は当てられるのが本っっ当に嫌いで、発言した後、全身の緊張が解けて激しい腰痛に襲われます。
それくらい一瞬にして緊張するので、ランダムで当ててくる人は正直苦手です。
そうはいっても教授は変えられません。こちらがどうにかするしかないんです。
なのでシラバスを毎回チェックして、次回の範囲を隅々まで予習して
あらかじめ質問されそうな部分は解答を用意して講義に挑んでいました。
英語の場合は、全文ノートに翻訳、文法チェックも欠かさずに。
もちろん課題もあるので、勉強には相当な時間をかけていました。
勉強したくてしている人はいいかもしれませんが、
私は「もし当てられたらどうしよう」という
勝手に感じている恐怖による勉強だったので、単純に苦痛でしたね。
バイトができない
大学生の8割くらいはバイトをしているんじゃないでしょうか。
少なくとも私の友達にバイトをしていない子はいませんでした。
講義の中でも、バイト経験があることを前提にした話題がでることもありました。
そんな中、私は一度もバイトをしたことがありません。
大学生になったらバイトするぞ!と高校時代は思っていましたが
いざ応募するとなると怖くなってしまうんです。
失敗したらどうしよう・お店に迷惑をかけるかもしれない・接客なんて絶対に手が震える
などなど、悪い妄想ばかりして、それが実際に起こる気がしては応募できずに終わる……。
接客なしの裏方ならどうだ!とも考えましたが、結局怖くなってしまいます。
周りはみんなバイトをしてるのに、同じようにできない自分が嫌で嫌で仕方がなかったです。
なんだか社会に馴染めていないようで、変な焦りを感じていました。
性格の問題じゃなかった
学校内外でのことをいろいろと書きましたが、これらは私の性格の問題ではなく
「社交不安障害」が影響して苦しんでいたことばかりです。
当時は病気のせいだなんて1ミリも思っていなかったので、自分を責める日々でした。
そして結果的にどんどんメンタルが不安定になっていき、うつ状態に陥ることに。
ただ休学してからは、社交不安障害の症状が出ることは少なくなりました。
(ほぼ家にいるので当たり前かもしれませんが……笑)
周りばかり気にしていたんだなと、今になって思います。
そして一番は、自分を大事にしていなかったなと。
大袈裟に言うと「自分を殺して」生活していたことになるので、
それはまあメンタルも削れると思います。
自分を大切に
もしこれを読んでくださっている方の中に、上記のようなことでお悩みの方がいれば
どうか自分を責めないでください。あなたが悪いわけじゃありません。
そしてどうか、自分の心・本音を優先して行動してください。
本当のあなたを大事にできるのは、世界にたった一人しかいません。
この記事で書いたことは私の症状の一部なので、他にもいろいろな症状があると思います。
一人で悩まずに、親御さんに相談したり、病院を受診したりして
最適な改善法をみつけてください。
社交不安障害をお持ちで休学しようかと考えている方の中には
症状がでてしまい、なかなか決断できないという方もいるかと思います。
私の場合、「休学=甘え」と思われるだろうと考えていました。
これも人が自分をどう思うかを気にしてのことです。(症状の一つ)
私は決断を先延ばしにして症状が悪化したので、可能であればお医者さんなど、第三者の視点も踏まえてよく考えてみてください。
この記事を読んでくださった方が、少しでも自分らしく過ごせますように。
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