どうも。るびかです。
みなさんは、なにか悩みがあるときなど、どういう手段で解決法を探しますか?メンタル系の本を読むことはありますか?
私の本の買い方の一つとして、「目当てもなくフラ~っと本屋さんに立ち寄り、ビビッ!ときた本を買う」というものがあります。そしてビビッとくる本は、9割メンタル系のものです。
(今すぐ読みたい!と思う本はAmazonで次の日に届けてもらいます)
今回はそんな買い方で出会った本を紹介しようと思うのですが、それがこちらです。

Twitterでバク先生のツイートは何度か拝見していましたが、本を出版されてるとは知らず……。
「ん?バク@精神科医?これってあのTwitterの?」と、その場で検索しました。笑
読んでみたらタメになること、ハッとさせられることが多く、買ってよかったなと思える本でした。
そこで今回は、一部引用させていただきながら、実際に私がハッとさせられた部分を書いていこうと思います。いわゆる読書感想文ですね。
個人的に、下記のような人にはなにかヒントになることが書いてある一冊なんじゃないかなと思います。
- どうしても周りの人と比較してしまう
- 自分の気持ちを抑えて周りを優先しがち
- 完璧主義なところがある
- ネガティブなことばかり考えてしまう
もう「ネガポジ思考」を紹介している部分だけでもいいので、読んでいってください。

それじゃあいくよ!
著者:バク@精神科医
バク先生のTwitterはこちら。
3刷目が編集部から送られて来た〜!!!まさかここまで増えるとは…ありがとうございますm(_ _)m
— バク@ 精神科医📕✨新刊発売中‼️ (@DrYumekuiBaku) July 9, 2022
#バクせんの本
#ゆるメンタル練習帳 pic.twitter.com/yGpSP2kITS
新刊も発売されていて、そちらも気になっています。まずは積読をどうにかせねば。
読んだ感想!ハッとした3つのこと!
要所要所に「え、これもう私じゃん……」となる内容があり、その都度「買ってよかった~」と思いながら読みました。
ここでは、私がハッ!となった部分を一部引用させていただきながらご紹介します。
厳選して3つにしました。頑張った……。笑
1. 自分軸の生活を
重要なことは、「自分がちょっといいなと思える生活を、その通りにすること」です。
2021年 ダイヤモンド社 バク@精神科医 『発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす 生きづらいがラクになる ゆるメンタル帳 そこそこに幸福に生きる40のコツ』 35ページより引用
そこに他人の価値観とか評価なんて、本来1ミリも入れる必要はありません。他人の言動に惑わされて、自分の「好き」をねじ曲げる必要などないのです。
私は周りにどう思われるかを気にしすぎて、思うように動けないことが多いです。
自分の中に「こうしたい・これが好き」というものはあるけど、それを実行するのが苦手です。
その根本的な原因として、両親の価値観や世間体があるんだと思います。
まあ簡単に言うと「褒められたい・よくみられたい」ってことですよね。
人にどう思われるかばかり気にして生きていたら、結果的にメンタルが崩壊しました。
休学し、カウンセリングを受け続け、最近ようやく「自分が好きと思える、いいな・やってみたいなと思える」ことにチャレンジできるようになってきたところです。
この引用文を初めて読んだときは「なるほど~」と思っただけでしたが、読み返したときに「今の状態のことか!」とすごく納得しました。
重要なこととして挙げられている「自分がちょっといいなと思える生活」を送るようになって、気持ちも徐々に軽くなっているような気がします。
家族にも「最近よく喋るようになった」と言われますし。
なので「好き」という気持ちに蓋をせず、むしろそれを追求するのって、メンタルケアにおいて大切なことなんだなと実感しています。
2. 他人と比較しない
自分にできないことを、がんばる必要なんてない。なのにどうしてがんばってしまうのかといえば、他人がやっているのを見ると、自分もできるような勘違いをしてしまい「自分もやれるはず!やらなきゃならない」と思ってしまうからでしょう。
2021年 ダイヤモンド社 バク@精神科医 『発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす 生きづらいがラクになる ゆるメンタル帳 そこそこに幸福に生きる40のコツ』 68ページより引用
~中略~
先述しましたが、そんなふうに他人と自分を比較してしまうことが、苦しみを生む一番の理由なのですが、あなたはそれに気づいているでしょうか?
「気づいているでしょうか?」……私に訊かれてますね。
答えは「いいえ……比較するのが当たり前になってます……」です。
これはもう、私の人生における最大の課題なんだろうなと思います。
みんな頑張ってるんだから、努力してるんだから、これくらいできないと、やらなきゃダメなんだ、、物心ついたときからこういう風に考えて生きてきました。
もうこの思考が染みついちゃってて、隙あらばできる人と比較して「自分は無力だ……」と落ち込み、その都度カウンセリングで指摘されちゃうほどです。
自分よりレベルの高い人と比較して、いつか追いつく・追い越してやると励み、自分を高めることができた経験ももちろんあります。
でもその裏でメンタルはボロボロになっていました。
なにが一番悔しいかって、頑張って追い越して、やっとここまでたどり着けた!と思ったら精神面で足場が崩れていくことです。それに上には上がいますし。
そして「他人と自分を比較してしまうことが、苦しみを生む一番の理由」だなんて気づいてないので、なんで私はいつもこうなんだ!と自分が嫌になる一方なわけです。
長年他人と比較してメンタルを壊してきた私は、この引用文を読み、そういうことだったのか……と、どこか腑に落ちた気がします。
比較癖がついたのは、ぶっちゃけ私のせいじゃなく祖母の影響が強いんですが……。
(この辺に関しては自分の中で蓋をしているので、いつか整理できたらなと思っています。)
今はだいぶ「自分」をメインに考えられるようになってきて、「人は人、自分は自分」と思えるようになってきました。たまに比較思考が発動しちゃうときももちろんありますが。笑
やっぱり全然違いますね。気持ちがすごく楽です。
自分が今できる範囲で適度に頑張るのって、すごく大事だなと身に沁みています。
こうしてブログが書けているのも、他人と比較せずに「自分のペース」で過ごし、精神的に回復してきたからです。
生きていたら苦しいことなんてたくさんあるわけですし、せめて自分で自分を苦しめることはしないでおこうと思っている今日この頃です。
3. 「ネガポジ思考」めっちゃ効く
「朝起きた。いやだなぁ……って、思っているけど、今は起きているからめっちゃ偉い!」
「会社に行きたくないなぁ……って感じるけど、今こうして電車で向かっているから、今日の自分はなんて素晴らしいんだろう!最高!」私はこれを「ネガティブのポジティブ思考」ということで、「ネガポジ思考」と呼んでいますが、自分にこんな言い聞かせをすることでも1日の気分は大きく変わっていきます。
2021年 ダイヤモンド社 バク@精神科医 『発達障害、うつサバイバーのバク@精神科医が明かす 生きづらいがラクになる ゆるメンタル帳 そこそこに幸福に生きる40のコツ』 149ページより引用
この「ネガポジ思考」、本当にすごいです。めちゃくちゃ効きます。
特に、寝る前に一人反省会をする人にはぜひ取り入れてみてほしいです。
私はネガティブな一人反省会ばかりして寝つきが悪く悩んでいたんですが、「ネガポジ思考」を取り入れてからはびっくりするほど早く夢の中に行けるようになりました。
個人的に、「今日も一日生きた!偉い!」が一番効きます。笑
また、心の中で思うだけじゃなくて、声に出すのもいいなと感じています。
母に「めんどくさ~って思いながらも〇〇した!すごくない!?いや頑張ったわ~。」なんて、事情を知らない人からすると「は?」ってなるようなことを大声で言ってます。
母も「ん~偉い偉い」と調子を合わせてくれるので、本当に感謝です。
適当に返事をされても、「偉い」の一言だけで満足できるのすごい。
本当に、どんな些細なことでもポジティブに変換するだけで全く違います。
1ミリでもネガティブなところがある人全員に、「ネガポジ思考」を取り入れてほしいくらいの勢いでオススメです。
目から鱗だらけの本

紹介させていただいた上記3つ以外にも、本当はオススメしたいポイントがたくさんあります。
ただここに全部書く訳にはいかないので、気になった方は書店などでチェックしてみてください。
日常生活に簡単に取り入れられる、ラクになるためのコツが見つかるはずです。
以上、るびかでした。
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